海外美大受験

海外美大受験対策、日本でやった方が良い事と海外でやった方が良い事。

投稿日:2017年3月21日 更新日:





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海外美大受験をするにあたりやるべき事はたくさんありますが、それらは日本でも十分対策できる事柄と、自分が行きたい大学がある国で準備した方が良い事柄に分けられます。

 

ざっくり分けると、

 

・アートをする上での基礎画力や基礎知識は日本でやる

・ポートフォリオ作成は海外でやる

 

というのが良いとぼくは思います。

 

カルアーツのキャラクターアニメーション科やアートセンターのイラストレーション科を希望する場合を例に詳しく説明していきます。

 

日本でできる事

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日本でできる事、と言うよりかは、日本で必ずやっておいた方が良い事は、以下のアカデミックなスキルを勉強しておく事です。

 

・デッサン基礎

・アナトミー(美術解剖学)

・パースペクティブ

 

これらのスキルは後々作品制作をする上で、必ず必要となるベーシックなスキルです。

 

こういったアートの基礎を学ぶ環境としては、日本が一番整っていると思うので絶対に勉強しておくべきだと思います。

 

家の近くに美大予備校やアートスクールがない人も、日本は通信教育コースも充実していますし、日本語の書籍もたくさんあります。これは非常に恵まれている環境です。

 

後述するぼくが通っていたニューヨークの学校は、作品制作をするのには素晴らしい環境でしたが、基礎的な事を学ぶようなカリキュラムはありません。

 

後々大きな差ができるので、必ず基礎は勉強した上でポートフォリオ作りに臨んだ方が良いと思います。

 

海外でやった方が良い事

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ポートフォリオ作成はできれば海外でやった方が良いと思います。ぼくはニューヨークのアートスクールで勉強しました。

 

理由は大きく3つあり、

 

・海外には大学でポートフォリオをジャッジしていた経験のある講師がたくさんいる

・ポートフォリオDayがある

・世界という環境に身を投じる事で、自分のアイデンティティについて考えるきっかけになる

 

からです。

 

それでは順番に見ていきます。

 

海外には大学でポートフォリオをジャッジしていた経験のある講師がたくさんいる

ポートフォリオというものは本当に特殊で、絵がうまいからといって、良いポートフォリオが作れる訳ではありません。

 

魅せるポートフォリオを構成する技術と、絵を描く技術はまったく異なるからです。

 

本当に強いポートフォリオを作成するには、大学で一年中何千個というポートフォリオをジャッジしていたような経験がある人の助けが必要です。

 

海外美大を卒業した日本人アーティストは増えてきているものの、海外美大でプロフェッサーとして勤務していた経験がある人で、現在日本在住者なんて人は恐らくゼロです。

 

ですが海外のアートスクールには海外美大勤務経験者がゴロゴロいるので内情にも詳しいですし、そういう人たちに定期的にアドバイスをもらうのが合格への一番の近道だと思います。

 

ポートフォリオDayがある





海外のアートスクールだと、大学側がポートフォリオのフィードバックをしてくれるポートフォリオDayというイベントがあります。

 

これは大学のスタッフと個別面談ができる非常に良い機会で、その時点でのポートフォリオや作品を見てくれて、ポートフォリオをブラッシュアップさせるために色々アドバイスをくれるという超贅沢なイベントなのです。

 

『もっと色のある作品を増やしてほしい』

『ポートレイトをもうひとつ見たいな』

『デジタルアートもできれば入れて』

『この作品は良いからアプライするときも是非入れてよ』

 

など、非常に具体的なアドバイスがもらえます。

 

しかもなんと一人30分も時間をとってフィードバックをしてくれます!

 

例年11月にこのポートフォリオDayは開催され、ここでもらったフィードバックをもとに、明確に的を絞って最後の追込みをかける事が出来ます。

 

世界という環境に身を投じる事で、自分のアイデンティティについて考えるきっかけになる

多様性に溢れる環境の中で生活する事で、色んな事に揉まれて人間としてタフに成長していきます。

 

そしてその過程で必然的に自分を見つめ直す事になり、なぜアートがやりたいのか、どんなアーティストになりたいのかを自問自答する事になるでしょう。

 

これは非常に大切な事で、海外美大受験ではなく、その先に目を向けてアートメイキングをするという事につながります。

 

例え、答えがすぐには出なかったとしても、その思考プロセスは必ずアートメイキングに生きてきます。

 

ただ海外美大に行きたい!カルアーツでアニメーションを学びたい!というポートフォリオよりも、

 

自分の内面を突き詰めて、それを表現として昇華させ、アーティストとしての主張や想いをこめたポートフォリオの方が断然強いのは想像すれば分かりますよね。

 

最後に

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もちろん日本だけで海外美大受験をすることはできます。

 

しかし、もし時間や金銭面での問題をクリアできるのなら、基礎を学ぶ前半は日本、後半はニューヨークなどの世界のアートの中心地で色んな刺激を得ながらポートフォリオを作成することをおすすめします。



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