こちら留学戦線異常なし!

こちらは通常のブログ記事とは別枠でカルアーツ生活にまつわるエトセトラや、ちょいネタなどを随時更新してきたこちら留学戦線異常なしというコーナーのまとめ記事です。

 

 

先生からもらった一言アドバイスとか、おすすめのアーティストとか作品とか、海外節約術とか、日々の出来事とか、読者の皆さんにシェアしたいんだけどブログ記事1本分にするほどの長さはなく、かといってツイッターでは収まりきらないみたいな情報を徒然なるままに記録したものです。

 

 

現在は2年目後期(春学期)について連載中です。海外美大留学に興味がある方へ、少しでも留学生活のイメージが伝われば幸いです!

 

 

1年目のまとめはこちらからどうぞ。

Vol.01:1年目前期(秋学期)のまとめ記事

Vol.02:1年目後期(春学期)のまとめ記事

 

 

2年目のまとめはこちらからどうぞ。

Vol.03:2年目前期(秋学期)のまとめ記事



春学期:week1

ついに春学期がスタートしました。約一ヶ月間の冬休み、そしてウィンターセッションを経ての春学期です。ちなみにウィンターセッションは普段とは異なる特別授業が2週間に渡って開催されるという特殊なイベントでした。スパイダーマン: スパイダーバースのディレクターとプロデューサーらがカルアーツに来てくれてトークセッションをしてくれたりと、非常に充実していました。

 

 

春学期:week2

今学期はFilm制作とポートフォリオの作成が2大イベント。それに加えもちろん宿題もこなしつつ、ブログや他のこともやりつつ。ドタバタしながら過ごして行きます。

 

 

日曜日にクラスメイトとスノーボードに行ってきました。恐らくこれが今学期唯一のレジャーになるので、久し振りにめいいっぱい楽しもうと思ったら強風のためリフトが半日で営業停止。仕方なく帰ろうとしたら事故で道が封鎖されたらしく、ロッジに4時間閉じ込められるという事態に陥りました。ロッジのビールが結構美味しかったので、待ち時間もクラスメイトと楽しく過ごせたので良しとします。

 

 

春学期:week3

今週Film Studyした作品。

 

 

春学期:week4

月曜日が祝日なので授業がおやすみ。ということで水曜日が提出期限のレポートを一気に仕上げる。それが終わったら引き続きFilm作成、別の課題、Film Studyなどを淡々とやっていく予定です。

 

 

今週Film Studyした作品。映画冒頭の長回しはあまりにも有名。

 

 

春学期:week5

今週Film Studyした作品。

 

 

春学期:week6

今週はカルアーツの2大イベントのひとつ、ポートフォリオデイがありました!ポートフォリオデイとは、約50社ほどのスタジオから、リクルーターやアーティスト達がキャラクターアニメーション科の生徒の作品を見に来て、気になった生徒とインタビューをするという夢のようなイベント。

リクルーターと知り合うことができ、インターンや就職活動に非常に有利なため、このイベント目当てでカルアーツを目指す人も多いとか。そんな訳で2019年に入ってから丸2ヶ月、フィルム制作もそっちのけでポートフォリオを作りました。それ故こちら留学戦線異常なしも、ブログ本編の記事も更新が滞ってしまい、すみませんでした…。

ポートフォリオは大きく分けてStoryとVisual Developmentの2種類があり、ぼくは後者のポートフォリオを作成。結果はというと、Acme Filmroks、Netflix、そしてLaikaから非常に良いフィードバックを頂くことができました。Acme FilmroksとLaikaからは特に良いフィードバックを頂けて、『他の誰にもならないでくれ。君が今やってることをこのままやり続けて、突き抜けて欲しい』と共に言って頂くことができました。驚きすぎて最初自分の耳とリスニング力を疑った。純粋にとても嬉しかったです。しかし【昨日までの結果はなんの意味もないモノだと思ってやってきた】というイチロー選手の言葉をすぐに思い出し、気を引き締める。実際至らないことの方が圧倒的に多い…。

他にも自らスタジオのブースに突撃して、作品を見てくれませんか?と一日中声をかけ続けました。プロデューサー、アートディレクター、リクルーターと、多くの方々から様々な角度でフィードバックを頂いたことで、自分の強みと弱み、そしてこれから取り組んでいくべきことが非常に明確になったので、今後もゴリゴリ頑張っていきます。しゃべりすぎて喉が痛くなったので、今日はハーブティーを飲む(お洒落)。

 

 

来年のカルアーツの学費がなんと値上がりしてしまうらしく、値上げ反対のポスターがキャンパス中に掲載されたり、授業ボイコット案が出るなど、ちょっと今までにない雰囲気の今週。当然ぼくも非常に困惑しております。

 

 

今週はなんとあのShiyoon KimとMinkyu Leeがゲストスピーカーとして来校!キャラクターデザインをするときのアプローチの仕方などを説明してくれて非常に参考になりました!キャラクターデザインはキャスティングディレクターと同じような仕事だというお話がとても面白かったです。

 

 

春学期:week7

今週Film Studyした作品。前評判通りのきちーやつでした。

仲の良い先生におすすめされググってみた時からきちー感じが溢れ出ていたので、観るのをためらったけどトライしました。というか先生の趣味嗜好的にきちー作品に寄っているのは気が付いていたのですが、映画作りとして優れた作品であるということは外さない先生なので、今回もそうだろうと。ドイツ語に英語字幕版しかカルアーツのライブラリになかったので、あらかじめウィキペディアで予習。ロンドンではビデオの発禁運動まで起こった問題作らしい(笑)。でもエンターテインメントとしてではなく、あくまでFilm Studyとして観る分にはダメージは少ないだろうということで。

で、全部観終わったわけですが、キツイはキツイけど映画としてとてもよくできているという関心が勝るので意外と大丈夫な作品でした。もちろん後味の悪さは残るし、救いようのない絶望感に押しつぶされるような内容ですが。直接的な暴力描写は多くないのに、暴力を頭の先から浴びせ続けられているような感覚は映画作りとして凄い。小道具の使い方も秀逸。衣装だけでも気持ち悪さは演出できると知ったのも大きな学びです。描写しなくても呆れるほどの胸糞の悪さを感じさせる仕掛けが豊富で、なんでこんな演出ができるのだろうと、観終わった後そのまますぐに早回しで2回目を観てしまいました。ちなみにオリジナル版とハリウッド・リメイク版がありますが、ぼくが観たのはオリジナル版です。

 

 

今学期から履修しているVisual Developmentのクラスが非常に勉強になる。ぼくの中ではカルアーツ入学以来最も満足度の高い授業です。実際のアニメーション制作現場の工程に沿ってVisual Developmentの作業を進めていくのですが、今までいかにプロダクションのことを考えていなかったか痛感しました。『この絵では3Dアーティストは作業できない。プロダクションの人が一切質問せずに作業できるように、この話の世界の情報を過不足なく伝えろ』と先生。絵の役割をちゃんと考えてそれを満たすものを作らねばと痛感してます。



投稿日:2017年11月26日 更新日:

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