カルアーツのキャラクターアニメーション科の学生は、暇さえあれば自作のアニメーション作品を作っています。
ラクガキがてらGIFアニメーションでループ動画を作っている人もいれば、90秒のフィルム作成に取り掛かっている人もいて、2Dアニメーションの途方もないような作業でも大体の人が幸せだーって感じで描いてる。
もう本当に楽しくてしょうがないって感じがびんびんに伝わってきて、もはや見ていて気持ちが良い。
宿題も、気が付いたら求められているクオリティ以上のものになっていたっていう人も多いです。
もちろんそれぞれ得意な分野は異なるので、『Maya嫌いやー』『2Dアニメーションの宿題やりたくない』って声はちらほら聞こえてくるけど(笑)
ぼくも一応キャラクターアニメーション科の学生なので、こんなの作ってみました。
ドクロみたいなキャラクターのアニメーション
課題ではないけれど、TV paintの練習にもなるし作りたいので作ってみた。ドクロのアニメーション。
買い物に行く途中に地面に染みを見つけた→ちょっとフォトショでディティールを加えて顔っぽくしてみた→意外と面白かったので動かしてみた。
っていう作品です。
表情とストーリーを付け加えたら色々遊べそう。
ちなみに街中で見つけたものにちょっと手を加えて、キャラクターをつくるっていうこの遊びは、何故か先生にめっちゃ気に入られている。これは辛ラーメン。
なお肝心の宿題は酷評の模様。
はじめてのGIFアニメーション
PhotoshopでGIFアニメーションも作ってみました。これは授業中にレクチャーを受けてその場で作った作品。
手軽にアニメーションが作れてとても面白かったです。
チャックをしめたら世界の電気が消えるっていう。どんな不遇キャラなのだろうか。
GIFアニメーションはデータサイズ小さいし、可能性に溢れていて本当にすごいですな。
アニメーションへの愛について
ここ最近思っていることがありまして。ぼくはアニメーション作品に興味はあるけれど、実際に動かす作業はあまり得意ではないしそんなに好きでもないかもしれないと。
もちろんやっていて楽しさはあるし、ヌルヌル動く2Dアニメーションを見たら超感動するけれど、コンセプトアートやビジュアルデベロップメントの方が好きだなーと思うのです。
後はやっぱりファインアートが好きだ。ペインティングや立体作品の作製が大好きだ。アニメーションとどうつなげられるか分からないけれど。
でもアニメーションもファインアートの一部だし、アニメアニメした作品だけがキャラクターアニメーションではないと思うので、エクスペリメンタルアニメーション科の授業にも参加させてもらったりしつつ、その可能性を追求していこうと思います。