アメリカはLAにあるカリフォルニア芸術大学で留学中の髭猿です。留学3年目にしてとうとう寮を出て、大学近くのアパートでクラスメートと共同生活をはじめました。
寮には机、椅子、ベッドなどの家具一式が備え付けだったので、これからは自分で揃えていかなければなりません。
自宅でももちろん長時間の作業をするので、“快適なワークステーションを迅速にかつ安く構築する”というのが今週のテーマです。
必要なもの
とりあえず早急に必要なものは2つ。
- デスク:機能性はゼロで良いから、とにかくシンプルで安いやつを2つ。
- 椅子 :過去の経験上、椅子は妥協すべきではない。そこそこ良いモノを。
本音を言うと【普通のデスク1+スタンディングに対応したデスク1】が欲しかったんですけど、スタンディング用のデスクはリサーチした結果どえらい値段だったので何の未練もなく諦めました。
まあ立って作業したくなったらキッチンのカウンターを使えばOKということで。とりあえずIKEAの一番シンプルなデスクを2つ入手しておきます。
一方で、椅子は可能な範囲内でそれなりに良いモノを手に入れたい。長時間の作業において一番重要なのは言うまでもなく椅子ですからね。ここで渋ったら結局高く付いてしまうことになりかねない。
ゲーミングチェアを買ってみた
というわけで、アメリカAmazonでゲーミングチェアを買ってみました!!
ゲーミング◯◯って色んな商品があるけど、競技しないのに“競技用”という謳い文句に興奮するのぼくだけですか。なんならオーバースペックになってしまうかもなあとニヤニヤしている変態はぼくだけですね。
まあそれは良しとして早速組み立てていきます。
まずは足元から。キャスターをブスブス挿し込んでいきます。
続いて座面。アームレストなどをネジで固定していく。ドライバーやレンチも付属しているので工具を持っていなくても組み立てることができます。
2つのパーツをドッキング。これも上から挿し込むだけです。
背面を取り付けて完了です。作業時間は30分ほど。背面が少し重いですが、大人であれば1人で組み立てることができます。
レーシーなデザインがカッコいい。あまりに簡単だったので強度が少し不安だったけど、ちゃんと座ることができました。
完成!座り心地のほどは…
今回ぼくはフルフラットになるタイプを購入しました。フットレスト無し、アームレストは可動しないモデルです。機能が少ない分、100ドル以下で購入できて非常に満足!
- フットレストがあると寝ちゃうからいらない。
- コントローラーを握ることもないのでアームレストは調整できなくていい。
- 足の上にPCを置いて作業することはあるからリクライニングは欲しい。
という人にはおすすめです。
- 頭の先まで背もたれがある
- ヘッドレストがついている
- 腰あてがついている
- リクライニングする
- レーシングカーのシートのようなデザイン
特に、頭の先まで背もたれがあることで座ったときのホールド感が全然違います。言うまでもなく、全力で楽です。気分のアガるデザインも◎。
ゲーミングチェアって結構細身の作りになっているモデルも多いみたいですが、これは椅子の上でもあぐらをかける大きさでした。無知のまま購入してしまったけど結果良かった。
難点としては、もう少しヘッドレストが大きければもっと楽なんだけどなあ、というところ。
まとめ
数時間使ってみて思ったけど、これ、人がダメになる系のやつかもしれない。座り心地良すぎて必要以上にリラックスしてしまう。これフルフラットになる意味あるのだろうか。休憩どころかガッチリ寝てまうわこんなん。
油断するとリラックスしすぎてしまう恐怖と隣合わせに今日もガシガシ描いていこうと思います。もう少し使用したらもっと詳しいレビューなんかも記事にしようかと。では!
追記:やっぱり安物は良くない!買うなら高価なちゃんとしたやつを!
この80ドルのゲーミングチェア、最初の4ヶ月くらいはものすごく快適でした。2019年買って良かったものトップ3に入るなあーなんて思ってました。でもそれは超長時間使っていなかったから。日中は大学にいるのでこのゲーミングチェアを使用するのは夜だけ。土日は日中ずっと座って作業している週もあるけど、大学に行くときもある。そんな感じの使い方なら、なんの問題もなかったんです。
がしかし。2020年になり新型コロナウイルスの影響でLAに外出禁止令が。学期中だったので全ての授業がオンラインになり、平日も週末もずっと座ってるようになったんですね。まあそしたらすぐにヘタってしまって、座面が。以下詳細です。