こんにちは、アメリカで留学中の髭猿です。アメリカの大学って1年間ずっと忙しいのか、それとも意外と休みが多いのか。その実態はよく分からない人も多いと思います。
ということで今回は、ぼくが留学しているカルアーツ(カリフォルニア芸術大学)の1年間のスケジュールと流れをご紹介します。2期制のアメリカの大学であれば、大体こんな感じだと思うので、少しでも参考になれば幸いです。
2期制のアメリカの大学の年間スケジュールについて
前期(約3ヶ月半)
9月~12月中旬まで。
授業は週4日くらい。授業以外の時間はひたすら課題をこなす。アメリカの大学は基本的に宿題が非常に多く、土日もずっと課題をしている学生がほとんど。ぼくの周りには遊んでる学生はいません。
12月に入ると学期末課題に追われ始めて、モンスター片手に徹夜作業をすることが増える。
冬休み(約3週間)
12月中旬~1月上旬まで。宿題なし。
※カルアーツの場合、冬休み期間は寮に滞在可能。
後期(約4ヶ月半)
1月上旬~5中旬まで。
授業は週3~4日。前期と同様、授業以外の時間はひたすら課題をこなす。4月末から5月頭にかけてラスボス級の学期末課題が言い渡され、ここでも徹夜を繰り返しながら一気に駆け抜けると長い夏休みに突入します。
夏休み(約3ヶ月半)
5月中旬~8月いっぱい。宿題なし。
※カルアーツの場合、夏休み期間は寮に滞在不可。追い出されます。
年によって多少前後はありますが、大体こんな感じです。後期が一番長くて、課題的にもボリュームがあります。前期と夏休みは同じくらいの長さですね。ちなみにカルアーツの場合は、夏休みの間は寮から追い出されます。
ぼくは最初『夏休み長くね?!もっと授業してくれや』と思っていました。だって夏休みが3ヶ月半もあるんです。サラリーマン的に言えば四半期以上です。そう考えるとかなり長い期間ですよね。
じゃあ、みんな夏休み何するの?って話なんですが、実はこの期間は夏休みであって、夏休みではないのです…。
夏休みの過ごし方が大切
アメリカで就職するにはインターンなどを通した業務経験が非常に重要視されます。それ故、アメリカの大学生は夏休みの間は羽を伸ばすことなく、自身のキャリアアップに向けた活動を頑張るのです。
ちなみに日本で言うインターンとアメリカのインターンには、少しイメージにギャップがあります。日本の大手企業であるような会社説明→グループワーク→座談会、合計2日間でお仕事体験ができて業界に詳しくなれるみたいな、なんちゃってインターンではありません。
2~3ヶ月に渡り、サポート役の方にお世話になりながら普通に実務をこなしていくのが、アメリカで言うインターンのイメージです。ほとんどのインターンが実務ベースです。
アメリカの大学に通っている留学生で言うと、夏休みは以下のような過ごし方をする人が多いです。
・アメリカでのインターン(自身の専攻に関係あるもの)
・母国でのインターンもしくはアルバイト(自身の専攻に関係あるもの)
・コミカレに通い単位を習得しておく
・オンライン講座(Schoolism)や外部の学校に通いスキルを伸ばす
・自主制作
まとめ
こうやって考えると、実態は前後期に夏休みを含めた3期制とも言えます。インターンをするも良し、自主制作をするも良し。夏休みを有意義に過ごせるかどうかで、アメリカ留学の充実度が変わってくるでしょう。
以上、少しでもアメリカ大学留学の参考になれば幸いです!引き続き情報を発信していきます。ではでは!