映画を作る上でなくてはならない大切な要素、それは音です。
実写でもアニメーションでも、音はストーリーテリングに非常な大きな枠割を果たします。ぼくらが思っている以上に多くの情報を伝えてくれるんです。
じゃあその音ってどうやって作っているのか?今回はそんなことについてまとめてみました。それではどうぞ!
フォーリーとは?
映画で使う音を、様々な道具を使って作り出すことをフォーリーと言います。
例えば、キャラクターの動きに合わせた足音だったり、服のこすれる音を、既存のフリー音源だけでカバーするのは無理。それに、どんな靴を履いてどこを歩くかで足音は大きく変わります。
地球ではない惑星で、地球にはないマテリアルが敷き詰められた地面をブーツで歩く時、どんな音がするでしょうか?
そこに答えを出し、監督が求める音を生み出すのがフォーリーアーティストの仕事なのです。
フォーリーアーティストの仕事風景
実際にフォーリーアーティストの仕事を見た方が分かりやすいので、以下の動画をご紹介!英語が分からなくてもビジュアルだけで十分その仕事内容が理解できます。
このように、様々な道具を使って理想の音を作り出します。時には自分の口だけで多彩な音を表現しています。映画ってこうやって作ってるんだ!って驚きますよね。
カルアーツでもサウンドの授業で実際にフォーリーをやります。フリー素材の音だけでフィルムを作るとどうしてもチープになってしまうので、フィルム制作を志す人は知っておかないと行けない知識です。
フォーリーをするために必要なレコーダー、マイク、ヘッドホンは大学から借りて自由に使うことができます。
まとめ
今回は映画作成になくてはならないフォーリーについてご紹介しました!
映画作成には本当に多くの役割が必要です。音のプロフェッショナルとして映画作成に携わりたい人は是非フォーリーをについて調べてみてはいかがでしょうか?では!