アート勉強方法 ライフドローイング(クロッキー) アナトミー(美術解剖学) おすすめの書籍

これだけあれば良い。美術解剖学を学ぶのにおすすめの3つの書籍

投稿日:2017年3月7日 更新日:

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海外美大受験においてライフドローイングは重要です。

 

ライフドローイングがうまくなるには、数をこなすのももちろん大切だが、それだけでは時間がかかるし不十分。

 

上達の鍵はアナトミー(美術解剖学)です。

 

アナトミー(美術解剖学)とは、主に人体を中心とした、生物の解剖学的な構造を美術制作に応用するための知識体系のこと。

 

歴史的に見ても偉大なアーティストでアナトミーを学習していない人はいません。

 

というか、アナトミーをちゃんと勉強してもいないのに、『人体を描けるようになりたい』と言う事自体が本来あり得ない事です。

 

アナトミーが重要視されているのは、アーティスト達の人体へあくなき探究心や人間という存在への尊厳によるものですが、それは同時にアナトミーを勉強すればライフドローイングが上達するということでもあります。

 



どうやって勉強すればいいの?

アナトミーを勉強するには以下の方法があります。

 

・人から教わる

 

・本を使って独学する

 

・模写する

 

ぼくは全ての方法で勉強しました(笑)

 

一番手っ取り早いのは、美術予備校や通信コースなどで、解剖学のコースを取ることです。

金銭面や時間の都合がつく場合は、これが最もおすすめです。

 

それが難しい場合は教本を使用した独学も十分可能です。

学校で人から教わった場合も、知識を定着させるために継続して自分で勉強していくことになりますし。

 

模写も有効な手段です。

以下に紹介する教本に描かれていスケッチやイラストを模写することで、知識の定着に役立ちます。

これは学校へ通う場合でも、独学の場合でも必ずやる練習法です。

 

 

ぼくが信頼している教本

ぼくは以下の本を使用してアナトミーを勉強しました。

ぼくなりの総合評価と教本としてのおすすめ度、模写用としてのおすすめ度の3つの観点からそれぞれレビューします。

 

 

アーティストのための美術解剖学

総合評価★★★★★

教本   ★★★★★

模写用  ★★☆☆☆

日本で美術解剖学所と言えばこれ、と言われるほど言わずと知れた専門書。

情報量が豊富で骨から筋肉まですべてを網羅しています。

また各用語の英語表記も記載されているため、海外美大留学希望者にとって非常に役立ちます。

正直これは持っていないとはじまらないくらいマストアイテムです。ぼくがメインで使用していた教本のうちの一冊です。

 

 

ARTISTIC ANATOMY

総合評価★★★★☆

教本   ★★☆☆☆

模写用  ★★★★★

個人的に一番おすすめなのがこれ。

洋書なので英語が苦手な人は嫌煙するかもしれませんが、例え英語が分からない方でも一見の価値があります。

それは後半に多数記載されている絵が模写するのにぴったりだからです。

裸体の男性がポーズをとっている絵と、同じポーズで体内の筋肉がどのように伸縮しているかという絵がセットで多数掲載されています。

ぼくは以下の方法で模写していました。

  • 筋肉の絵を隠し、男性のポーズ絵を模写する(内部の筋肉の構造や伸縮をイメージしながら)
  • 自分の模写と男性のポーズ、そして筋肉の構造の絵を見比べる

これにより、教本で学んだ筋肉の知識がより定着していくので、本当におすすめです!

 

 

Bridgman’s Complete Guide to Drawing from Life 

総合評価★★★★☆

教本   ★☆☆☆☆

模写用  ★★★★★

これも模写用としては非常に優れた美術解剖学書で、著者であるジョージブリッジマンのスケッチが多数掲載されています。

ジョージブリッジマンは、ダイナミックかつリズミカルな線を失わずに美術解剖学的な表現ができるアーティストで、個人的に彼の線はかなり好きです。

ぼくは電子書籍版をiPadに入れて何度も模写しました。

 

 

どれくらい時間をかけて勉強するべきか

あくまで海外美大受験に特化した話をすれば、全てを完全に理解する必要はありません。

 

例えば、ファッションデザインでスタイル画を描けるようになりたい人は一通り教本を読むだけで良いかもしれませんが、ファインアート専攻で人物をメインに描いていきたいという人は、かなりしっかりやる必要があると思います。

 

ぼくは4ヶ月まるまるずっとアナトミーを勉強していましたが、費やした時間はちょうど良かったと思っています。そのときの詳細はこちら。

カルアーツ合格記07話:美術解剖学のはじめ方。

 

 

アナトミーの知識があったからこそ、NYで先生のアドバイスに対応でき、大きく伸びることができました。

 

アプライ(出願)の時期が近づいてくるとどうしても時間が割けなくなってしまうので、なるべく7月までにアナトミーを勉強しておくのが良いと思います。



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