やっとポートフォリオ作成も終わり、あとはApplyのボタンを押せば出願完了、となってもちょっと待って下さい。
Applyのボタンを押す前に、必ずやっておくべきことがあります!
それはホームページやSNSサービスを始めておくこと。
Application formの中に、
自身のウェブサイトやホームページがある場合、またはSNSサービスを利用している場合にはそのURLを入力してください。
という箇所があるからです。
ここを入力できるように、事前に何かしらのサービスを始めておきましょう。
ぎりぎりのところで一発逆転合格できるかどうかは、実はこれらにかかっており、非常に重要な作業なのです。
ホームページやSNSのURLの入力欄がない大学もありますので、その場合はこの作業は不要です。
何のためにやるの?
大学はなぜホームページやSNSを使用しているか聞いてくるのでしょうか?
通常、ポートフォリオの判断は以下のようなフローで行われると言われています。
ポートフォリオでジャッジ→合格 or 不合格
↓決められない場合↓
ホームページなど他の作品を見てジャッジ(あくまで参考程度だが)→合格 or 不合格
大学はポートフォリオで合否を決めきれなかった場合、ホームページやSNSに掲載されている作品を参考にして最終判断をするのです。
これはあくまで参考程度と言われており、一番大切なのはやはりポートフォリオですが、これらの環境を整えておくことは非常に重要だと言われています。
NYのアートスクールの先生は、
『Application formにホームページのURLを入力する欄があるなら、必ず入力して、準備した方が良い』
とまで言っていました。
まずはURLを取得するだけでOK
Application formを入力する段階では、自分のホームページやSNSのURLがあればOKです。
中身を充実させるのは後からで良いので、まずはアカウントを作成し、URLだけ取得してしまいましょう。
SNSであればアカウント作成だけなら一瞬で完了しますし、ホームページを作成する場合でもURL取得だけなら5分で完了します。
おすすめのホームページ作成サービスとSNS
HTMLの知識が一切なくても、10分程度でカンタンに超本格的なホームページが作成できます。ぼくも利用しました。
こちらもすぐに自分のホームページが作れるサービス。信じられないクオリティのサイトが一瞬でつくれると有名です。
簡易ブログサービスです。アメリカだと有名なSNSですが、日本だとまだあまり知られていません。アカウント作成も画像のアップも非常にカンタンです。
個人的に利用していますが、元の画像サイズが適用されないため、受験用では使っていません。
ホームページが良いか、SNSが良いか
表示する画像の順番を自由に設定できるため、個人的にはホームページの方が良いと思います。
TumblrなどのSNSサービスの方が画像をアップする作業は圧倒的にラクですが、新しい画像から表示される仕様はいじれません。
それにWixやSquauapaceはハイクオリティのテンプレートがたくさん用意されていて、HTMLなどの専門的な知識が一切なくても本格的なホームページがものの5分で作成できます!
アーティストならいずれにせよ自身のホームページは必須になるので、このタイミングでベースとなるものを作成しておくと後々便利だと思います。
アプライが完了したら作品をアップしていこう!
アプライが完了したら、合格率を少しでも上げるために作品をどんどんアップしておきましょう。
実際にいつのタイミングでホームページが見られるのかは分かりませんが、なるべく早く環境を整えておいた方がいいです。
ぼくは12月末にアプライし、1月2週目までにはホームページの環境を整えました。
作品は30点もあれば十分だと思います。
ぼくは次のことに注意してアップしました。
・人に見てもらいたいと思う作品をアップする
・作品に偏りがないようにする
・見てもらいたい順に並べる
通常のポートフォリオを構成する際に気を付けることと大体同じですが、それよりは少し緩めな条件です。
ポートフォリオのようにベスト中のベストの作品に厳選してアップしようとすると、作品数が充実するまでに時間がかかってしまうからです。
ライフドローイング、スケッチ、デジタル作品など、多様なものをアップしておきましょう!