アメリカはLAにあるカリフォルニア芸術大学(通称カルアーツ)で留学中の髭猿です。
以前ご紹介した通り、ぼくはゲーミングチェアを購入しまして、ご機嫌のままにこちらの記事を書きました。
- ゲーミングチェアって作業用に使っても良さそうじゃね?
- でもいくらなんでも高すぎる
- とりあえず80ドルの安物を購入してみるか
という感じでやっすいゲーミングチェアを買ったものの、まあ実際使ってみたらあんま良くなかったよっていうそういうお話です。それではどうぞ。
安いゲーミングチェアを買った。最初は良かった。
購入の詳しい背景は上で紹介した別記事に任せるとして、端的にまとめると、
- 引っ越して学校から少し遠くなった
- 家で作業する機会が少し増える
- VRもあるしちょっと良い椅子買うか
平日は寝る前に少し座り、土日はがっつりVRをやるという感じで、週に3~5時間くらいの使用頻度だったと思います。前学期の4ヶ月間はまっこと快適でした。
LAで外出禁止令が出た
そんな感じで過ごしていたら新型ウイルスの影響で外出禁止令が発令。でも何も怖くない。なんせ自宅作業環境はバッチリです。
だってぼくにはゲーミングチェアがあるから。なんたって競技用のチェアだから。長時間の作業を目的に作られたチェアだから。フルフラットになるチェアだから。そう思っていました。
しかしそれはとんだ勘違い。いや、ちゃんとしたゲーミングチェアを買えば問題なかったのかもしれません。でもぼくは中途半端にケチって80ドルのゲーミングチェアを買ってしまった。
80ドルはそれなりの金額ですが、ミドルクラスの標準価格が約2万円というゲーミングチェア界隈においてはバカ安い価格感なのです。
安かろう悪かろうの可能性は十二分にあったけれど、基本的には大学のラボで制作をするので、80ドルのゲーミングチェアでも全く問題なかった。で、外出禁止令。
1日中ゲーミングチェアに座るようになった結果
突然1日の大半をゲーミングチェアの上で過ごすようになりました。
それでも最初は何の問題もなく快適に制作をしていましたが、引き篭もり生活が3週間過ぎたあたりから問題が発生。
座面がぺったんこになった
ケツが痛くて集中できない。座面を見たら、ぼくのケツの形に合わせてぺったんこになっていました。
分かりにくいかもしれませんが、座面がたわんでしまっています。当初はもっと厚かったんですが、座面はぺったんこになって戻らなくなってしまいました。
アームレスト(肘置き)が机に干渉する
また、アームレスト(肘置き)が机に干渉するという問題も発生。安いゲーミングチェアだとアームレストの高さを調整できるのだけど、無論ぼくのものにはそんな機能ない。そうすると椅子の高さを変えたときにアームレストが机に当たってしまい、椅子を前に引けなくなるのです。
どちらも外出禁止令が出るまでは気にならなかったことですが、ハードに使うようになった今は非常に厄介な問題です。
まとめ
ということで以下まとめ。
低価格なのはやはり魅力。フルフラットになるサブ環境の椅子を探している場合はかなりアリ。
でもメイン環境として本格的に使うなら、ちゃんとしたゲーミングチェアを買ったほうが良い。
一応安いゲーミングチェアの名誉のために言っておくと、ケツが痛かった理由は運動不足も大いに影響していると思っています。
外出禁止令が出てからの3週間は歩くことすらほとんどしておらず、ケツが痛くなってから週に2時間くらいは歩くようにしたら痛みはなくなりました。
今でもぺったんこのゲーミングチェアを使い続けていますが、運動をちゃんとすればまあ許容できる範囲です。もちろん、フカフカ最高!というわけではないですが。
外出自粛の今のタイミングでゲーミングチェアの購入を検討しているなら、絶対ミドルクラス以上のものにした方が良いと思います。
以上、安すぎるゲーミングチェアを買ったら後悔したという話でした。これから買う人は気を付けて下さい。
ちなみに、自宅での作業が長引きそうな状況を考えると、一番良いのはスタンディングデスクだと思います。スタンディングデスクを使用しているプロの絵描きはかなり増えてきているし、健康への影響を考えると、こっちに投資した方が良いかもしれません。