※今回はアメリカの市販薬に関する記事です。必ず服用の指示に従って、ご自身の責任で服用してください。薬の成分や効果についてはご自身でご確認ください。持病やアレルギーのある方は医師の指示に従ってください。
アメリカに来てはじめての出来事が起こりました。ついに風邪を引いてしまったのです。
悪寒、全身のダルさ、激しい頭痛、鼻水、咳、関節の痛み、喉の痛み、食欲不振。体温計を日本から持ってくるのを忘れていたので体温を計る事ができませんでしたが、体は火照り明らかに熱があるという状態。
立ち上がる事は愚か、横になっていても楽な姿勢が見つからず。何もすることができずにそのまま丸3日悶え続けました。
アメリカ人は滅多なことがない限り病院に行かず、市販の薬を使用して体調を改善させるらしいですが、
市販の薬を使おうにも、アメリカでどの薬を買えば良いか分からない問題
にぼくは直面しました。
ぼくのように実際に風邪を引いてからどの市販薬が良いかググり、スーパーやドラッグストアに買いに行くのは、精神的にも身体的にも想像を絶する程しんどいので、事前に調べて準備しておくことをおすすめします。
ということで、今回はアメリカのお薬事情についてです。
ぼくが実際に使用している3つのアメリカの市販の薬と、日本から持参することをおすすめする常備薬・衛生用品を合わせてご紹介します。
アメリカへの留学や旅行を考えている方の参考になれば幸いです!ではどうぞ。
ぼくがアメリカで使用してる市販薬
NyQuil
2017年の年末に、丸3日間完全に寝込むという重症を患ってしまいました。久々にマジで辛かった。それを一発で治した薬がこれです。
効果効用は、頭痛、筋肉痛、鼻水、くしゃみ、喉の痛みといった風邪の諸症状。ウォールマートなどのスーパーの薬局コーナーに置いてあります。
実際ぼくは悪寒、全身のダルさ、激しい頭痛、鼻水、咳、関節の痛み、喉の痛み、食欲不振という症状でしたが、NyQuilを飲んだ次の日の朝には、咳以外の症状が緩和されていました。
ぼくはシロップになっているものを使いました。かなり甘いですが、飲めない程ではなかった。
服用するとかなり汗をかきます。そしてすぐに眠くなるので、服用後の運転などは絶対に控えて下さい。
アメリカ人のシェアメイトにNyQuilについて尋ねたところ、単なる風邪(cold)のときは使用せず、重度の症状(flu)に使うと言っていました。飲むと眠くなるしめちゃくちゃ汗かくから、あんまり飲みたくないけどかなり効くよ、とのこと。
効き目が強い薬のようなのであまり頻繁に使わないようにしようと思いますが、いざという時は非常に頼もしい薬です。
Delsym
上記の丸3日寝込んだという事態に陥った際、体はだいぶ回復しても咳と痰だけはどうしても治らなかったので、NyQuilの使用を止めてからこれに切り替えました。
Delsymもアメリカ人の友だちが咳風邪によく効くと教えてくれたので使用しました。
オレンジ味とグレープ味があり、オレンジ味をチョイス。想像以上に不味くてびっくりしましたが、確かに咳と痰は楽になりました。
TYLENOL
アメリカ人に『オレ今日体調悪いわ・・・』と言うと、薬飲んだ?と言う代わりにタイエノール飲んだ?と言われるくらいメジャーな薬です。
こちらも効果効用は、頭痛、筋肉痛、悪寒などの風邪の諸症状。ウォールマートなどのスーパーの薬局コーナーに置いてあります。
ぼくは片頭痛持ちなので、日本にいるときはバファリンプレミアムが必需品でした。アメリカに来てからはその代わりにこちらのタイエノールを使用しています。
バファリンプレミアムは相当効き目が早いですが、タイエノールは穏やかにじわじわ効いてくる感じです。個人差はあるでしょうが。
正直バファリンには敵いませんが、現地で簡単に買える薬として役立ちますし、ぼくも何かあったときのために常備してあります。
All Day Allergy (Cetirizine)
アレルギーの薬です。花粉症と猫アレルギー対策で服用しています。
ぼくがいるLAでも春になると花粉症が出ます。日本よりは圧倒的に楽ですが、それでも結構うっとうしいので一応。
ただどちらかというと猫アレルギー対策です。ルームメイトが猫を飼っているので。
日本から持っていくべき薬
バファリンプレミアム
胃も痛くならないし変な味もしないし、頭痛に対する効果と手軽さで言えば圧倒的No.1です。
上述の通り片頭痛持ちのぼくにはなくてはならないアイテム。
葛根湯
風邪の引き始めの諸症状緩和と言えばこれですね。ぼくも一箱持ってます。
ただし、飲むタイミングがずれると効果はあまりないので要注意。既に風邪の症状が出てる状態で飲んでも気休めにもならないです。
自分の体調変化を敏感に察知できる人には得におすすめ。
正露丸
下痢止めの王様。ぼくは小さい頃からよくお腹を壊していたので、持ってきています。
海外だと水や食事が合わないなど、ひょんなことからお腹を壊すことがあるので、あると良いと思います。
どこかで万が一ひっくり返しても悪臭騒動にならないように、臭いが弱いタイプがおすすめです。
日本から持っていくべきその他の衛生用品
オロナインH軟膏
擦り傷、切り傷、火傷、乾燥肌など、多種多様な用途で使用できる塗り薬。
LAはびしゃびしゃにしたタオルが数時間でカラッカラになるくらい乾燥がひどく、手のひび割れ防止のために愛用しています。
もちろん手以外にも肌全般に使用できるところがGood。
リップクリーム
空港から出た瞬間からうわ!って思うほど乾燥しているので、とりあえず一本持参することをおすすめします。
龍角散のど飴
海外へ行くと、日本と現地の気候の変化で喉を痛めてしまう人が多いので、持っていると安心だと思います。飛行機の中も乾燥しているし。
ちなみにアメリカのスーパーでのど飴を買おうと思ったら、薬局コーナーにしか置いてないので気を付けて下さい。
アメリカのスーパーのキャンディコーナーにはのど飴は置いてありません。
絆創膏
嵩張るものでもないし、少し手元にあると良いかなと思います。
あると良いモノでははなく、無いと困るモノの代表格。
まとめ
さて、今回はぼくが実際に使用している3つのアメリカの市販の薬と、日本から持参することをおすすめする常備薬・衛生用品について触れてみました。
今回の風邪は本当に辛かったです。もうだいぶ復活してきているのですが、
・持っていた薬が効かない(葛根湯は時すでに遅し)
・市販の薬を使おうにも、アメリカでどの薬を買えば良いか分からない
・具合が悪すぎて、アメリカでおすすめの市販薬をググる事がまずできない
・そもそも薬を買いに行ける容体ではない
と、大変な思いをしました。
ただでさえ身体的に辛いのに、飲むべき薬が分からないという状況は精神的にかなり追い込まれます。
バファリンプレミアムがちょっとだけ効いて少し歩けるようになった隙に、薬を調べて買いに行ったものの、体調を崩した状態で、アメリカでおすすめの薬はどれかググるのって超絶しんどいので、初めてアメリカに行かれる方や短期旅行の方は、使い慣れた常備薬が初めからあった方が良いと思います。
長期旅行や留学する方の場合は、アメリカの生活に多少慣れてから、現地の薬を調べて常備しておくことをおすすめします。
以上、アメリカでどの薬を使おうか考えている方の参考になれば幸いです。では!
※必ず服用の指示に従って、ご自身の責任で服用してください。薬の成分や効果についてはご自身でご確認ください。持病やアレルギーのある方は医師の指示に従ってください。
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