アメリカはLAにあるカリフォルニア芸術大学で留学中の筆者です。留学2年目に突入した今季は新しい授業も増えまして。
その中でも特徴的なのがFilm Workshopというクラス。10人以下の少人数クラスで、日本の大学におけるゼミみたいな感じの授業が行われます。
そこで今日はカルアーツ唯一のゼミっぽい授業、Film Workshopのご紹介をします!
Film Workshopってどんな授業?
さて、改めてFilm Workshopについて説明をすると、
・クラスの規模は先生を含めて10人以下
・授業形式は座学ではなくディスカッション
・自分のFilm制作の進捗を毎週共有。クラスメイトと先生からフィードバックしてもらったり、何か困っている事があれば皆が相談に乗ってくれる
・つまりFilm Workshopはいわゆるゼミみたいな授業!
てな感じ。Film Workshopは必修科目なので、複数のFilm Workshopが存在して、自分のグループの授業に毎回参加するというわけです。
授業の進め方は担当の先生によって異なりますが、ぼくたちのクラスは一人ずつ自分のFilmの進捗状態を報告して、それに対し皆が思ったことを言っていくという流れ。ストーリーボードのピッチをしたり、キャラデザの相談をしたり。皆各々のペースでフィルムを作成していました。
たまに30分程、ストーリーテリングやフィルムメイキングについて先生からレクチャーがある週もあります。
先生やクラスメイトに相談すると、参考になる映画やアーティストをガンガン紹介してくれるので、本当に頼りになる。
宿題も自由
ぼくの先生はかなり自由で、毎週やるべきことを自分で考えさせてくれます。自分のやりたいことに沿ったアドバイスをしてくれるのでとてもありがたい。
逆に何がやりたいのか分からない人だとキツいのかもしれない。まあそういう人ほとんどいないけど。
他の先生は来週までにストーリーボードを仕上げてこい、次はアニマティックを完成させてこいという感じで共通の課題を与えたり、先生と生徒の1on1で話をするようなクラスもあります。
1週目だけは全Film Workshopクラス共通で1週間でFilmを作ってこいという課題がでましたが、これにもテーマを与える先生もいたそうな。
ちなみにぼくの先生はと言うと、『普段作らないようなくだらない作品をつくれ!もちろん一生懸命取り組んでも良いけど、どうせならめちゃくちゃなことをやって良い。意外とそういう所からも新たな学びはあるものだ』と言っていた。良き!
まとめ
1年生のころは自分のフィルムのための授業がなかったので、この授業は本当にありがたいし、クラスメイトも先生もとても心強い。
去年は授業後に先生を捕まえてフィルムの相談をするという感じでしたが、毎週コンスタントに誰かに相談できる時間があるのはとても良いです。ちなみにこの授業は同じメンバーで後期も継続していきます。
しかしこの授業、インターナショナル生はぼくしかおらず他の人は全員ネイティブ。しばらく経ってから気が付きました、あこれやばいなと(笑)。でも英語の勉強にもなるし、頑張ろうと思います。では!