元会社員の俺がカルアーツで勉強してる話

アメリカ留学で学んだ心の燃費の話。敏感で鈍感になったらええんちゃう

投稿日:2020年9月16日 更新日:

 

留学して良かったと思うことのひとつに、心の燃費が良くなった、ということがあります。嬉しいという気持ちやありがたいと感じることに今まで以上に敏感になり、できないことや他人の目にどんどん鈍感になっている。ということです。

 

 

まああまりカッコ良い言い方をせずに言うと、感動しい&あまり深く思い悩まない、というだけなんですがね。

 

 

でもこれってめちゃくちゃ生きやすくて、ああ留学して良かったなあと思わせてくれます。留学しなくてもその境地に行ける人もいるだろうし、最初からそういう感じの人もいるだろうけど。ぼくがぼくの人生でそうなれたのは留学のおかげっていう話なんで、みんなも留学しようぜ!っていうアレではないですよ。







敏感のこと

まずは嬉しいという気持ちやありがたいと感じることに今まで以上に敏感になった話ですが。留学中は食費を切り詰めてシャープな食生活をしているので、先生がコーヒーを奢ってくれたり、友達が日本からパスタを送ってくれたりすると、もう本当に嬉しいんです。

 

 

忙しい時に友達が料理をしてくれたときは、嬉しすぎてうまく感謝を伝えられなかったです。涙が出そうなくらい嬉しかったんですが、実際には出てないのでこの感動が伝わっているのかは分かりません。とにかく、とても嬉しいんです。

 

 

あと圧倒的に生活が不便になったっていうのも大きく影響しています。今まで当たり前だったサービスや社会の仕組みの恩恵を受けることができなくなってようやく、今までいかに恵まれて便利な生活をすることができていたかに気が付きました。そうすると幸せのハードルがぐっと下がる。

 

 

感謝の対義語って当たり前なんですって。だからあながち的外れな感覚じゃないなっていう。

 

 

とにかく、できないことや不便だらけの中で助けてもらったり優しくしてもらったら、嬉しいんですよ。今まで以上に感謝の気持ちが溢れ出てくるんです。それが他のことにも影響して、晴れてたら嬉しくて、久しぶりに雨が降っても楽しくて、この世に産んでくれた母に感謝して、友達でいてくれる友達に感謝して、それを少しずつ伝えられるようになったんですね。

 

 

 

鈍感のこと

できないことや他人の目にどんどん鈍感になっている話をしましょう。できないことや他人の目、過去や未来の出来事にはどんどん鈍感になったのは、あまりにもできないことが多かったからです。

 

 

英語力も人間力も経済力も全てが圧倒的に足りない状態で留学がスタートして、毎日毎日できないことだらけでした。最初は落ち込む余裕があったんですけど、できないことがあまりに多くて、途中からそれにいちいち反応して落ち込むのが面倒くさくなってしまったんですね。

 

 

落ち込むのが面倒くさいし、そんなに暇じゃないから無視するって結構な革命でした。落ち込む気持ちって無視できるんだ、っていう。何かの向こう側に到達した気がします。

 

 

できないことの中には、できないままで良いこともあればできるようになりたいこともあります。今までだったら、できるようになりたいという願望と、できない現実のギャップに落ち込んでいたんですけど、できないけどできるようになりたいことがマジで多すぎて。

 

 

で、どんどん感覚が鈍っていきました。できない自分に慣れたと言いますか。それって良いことか悪いことか分からんですね。落ち込む時間を行動する時間に充てた、って言えば良く聞こえますでしょうか、どうですか。なんか意識高く聞こえますね。

 

 

で、最近はそれが派生して、過去と未来の出来事にも鈍感になりつつあります。過去にできたこと・できなかったこと、未来への期待と不安に対しての鈍感。もしくはアホに近づいているだけかもしれない。

 

 

少し話はそれるけど、『できる、できない』に関する話はこっちにもあるので良ければどうぞ。

できる事≒人より秀でている事

ではなく

できる事≒やったことがあること

と捉えたらめっちゃ楽しいし爆速で成長できるよねっていう話です。手前味噌ですが良記事です。

アメリカ留学して分かった。人生のハードルを下げると爆速で成長できる話

まとめ

ここまで読んだ人は、なんだ、そんなことかって思うかもしれないです。でも、心の燃費が良いっていうのは結構大切だなと思うわけです。

 

 

できることなら、もっと敏感になりたいしもっと鈍感になりたい。でもやっぱり暇になると元に戻ったりもするから、何もなくて凪いでいるときでもそうなれたら良いなあと思っておりますよ。んじゃ。

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