海外美大留学に興味があるなら、今すぐ始めた方がいいことがあります。

 

それは英語。

 

なぜなら海外美大受験において、TOEFLやIELTSのスコアの提出は必須項目で、何人たりとも逃れられることはできないからです。

 

※TOEFLがいかに過酷で鬼畜な試験であるかはこちらの記事にまとめてあります。

 

・どの大学を受けるかもまだ悩んでいて・・・

・そもそもTOEFLってなんなの？

・どう勉強したらいいの？

・独学でも大丈夫？

 

不安なことや疑問がたくさんあるのは分かります。

 

でもこれだけは言わせてほしい。

 

今すぐ英単語の暗記をはじめろください。

 

通学や通勤時間だけでもいいので、英単語帳を買って毎日勉強して下さい。

 

話はそれからでやんす。

なぜとりあえず単語をやるのか

こちらでまとめた通り、TOEFL試験というやつは化け物です。

 

名前は似ているTOEICとは試験内容も、求められる語彙数もまったく別物なのでご注意を。

 

TOEFLで出題される長文の難易度やリスニングで聞き取るスピードは、実際に海外の大学で行われる授業のレベルに設定されています。

 

日本の大学の経営学入門みたいな授業を英語で受けることを想像してみてください。これでエグいと思った人は今すぐに単語を覚え始めた方がいいです。

 

ゆっくり読めば長文を理解できる人や、リスニングを半分くらい理解できる人はどんどん問題演習をやるべきだと思いますが、

 

時間をかけてもまったく分からない場合は問題演習をやるメリットがないので、いったん問題集は封印し徹底的に単語をやるべきだと思います。

 

おすすめ、というかマストの単語帳

単語帳はこれ一択です。異論は認めない。

 

TOEFL仲間ができれば後々わかることですが、この単語帳はTOEFL界隈ではバイブルと呼ばれ、ピンチの時の田中将大くらい厚い信頼を受けています。

 

レベル３まで覚えれば、TOEFLスコア80点の土台づくりは完璧です。

 

単語学習法。ぼくはこうやった

STEP1：目と耳で、単語単体を覚える

紹介した英単語3600には付属のCDがついているので、これをフル活用します。

CDを流しながら単語帳を開き学習して下さい。満員電車で単語帳が開けない時も、iPodを使用して聞き流して学習します。

ぼくは帰宅してからもずっと聞いていました。

 

STEP２：文章の中で覚える

単語単体で覚えていても意味がないので、生きた文章の中で単語と触れる機会を増やします。

ぼくのおすすめのテキストはこれです。

 

STEP３：音の中で覚える

TOEFLはリーディング以外の3セクションでリスニングをして解答するため、リスニング力が攻略のカギになってきます。

単語単体で音を聞き取れても、長いセンテンスとなると、前後の言葉とくっついてまったく別の音に聞こえたり、強弱が発生するので(これらをリエゾンといいます)、非常に聞き取りづらくなります。

 

そこで、生きた会話や講義を聞いて、リスニング力を鍛えます。

やり方は、

• リスニングする(3回)
• シャドーイングをする(3回～うまくできるまで)
• スクリプトを音読する(3回～うまくできるまで)
• もう一度リスニングする
• もう一度シャドーイングする

 

テキストは上で紹介したものと同じものでOKです。

 

まとめ。今日から英語をはじめよう！

海外美大受験の締切直前は、絶対に作品のことだけに集中するべきです。

 

ぎりぎりになってTOEFLがクリアできていないと、本当に生きた心地がしないですよ・・・。

 

とりあえずSTEP１だけでもいいので、本当に今すぐはじめて下さい。

 

ポイントは多角的に単語と触れる機会を増やす、という事です。

 

単語帳だけで覚えていても戦えないので、文章の中や会話の中でも単語と触れることをおすすめします。

 

ぼくは半年近くずっと単語だけやってましたが(笑)、普通の人なら3ヶ月もあればレベル3まで覚えられると思うので、後はどんどん問題演習をしていって下さい。

 

経済的余裕がある人は、留学・大学院へ進学に向けたTOEFL対策学校に通うのもありだと思います。ぼくが勉強をしていた当時はTOEFL対策の学校や塾が全くなくて、独学しか選択肢がありませんでした。

 

でも今は独学以外の環境もかなり充実してきたので、ぼくみたいにTOEFLに無駄に時間をかけずに済むと思います。

 

皆さんの武運を祈ります。では！