『海外の美大と日本の美大、どちらの方がレベルが高いですか?』
という質問を頂くことがありますが、これは何とも言えないです。
大学としてどういう人材を輩出したいのかが全く違いますし、それ故重視している観点も異なります。
大学選びにおいては、何を重視して学びたいか、卒業後にどういうキャリアを歩みたいかが、大学側の方針と一致していることが大切です。
とはいえ、やっぱり実際の生徒の作品も見てみたいと思いますので、今回はNYのSVAという大学のオープンスタジオで展示されていた作品の一部をご紹介します。
SVAのオープンスタジオって?
海外の美大ではオープンスタジオという、生徒の作品が展示されるイベントがあります。
日本でいうオープンキャンパスみたいなものですね。
ちなみにSVAとは、School of Visual Artsの略称で、NYにある全米でも有名な大学です。
それでは作品をご紹介していきます
ぼくが参加したのは、大学院生のオープンスタジオでした。その衝撃たるや。。ご覧あれ。
もはや作品の一部になっている人も。
日本の卒展でも作品の一部になっている人はいますが、私服のままだったりします。
でもこの人は完全に衣装も作成している徹底ぶり。
まとめ
いかがでしょうか?
これだけで一概にどうだとは言えませんが、NYの大学では発想がぶっ飛んでいるものが多い印象でした。
日本の美術大学の卒展の作品は、より洗練されていて全体的にシャープな印象があります。
今後もちょくちょく色んな展覧会のレビューをしていこうと思います!