元会社員の俺がカルアーツで勉強してる話

アメリカで買い物をするときに小銭を上手に使う方法

投稿日:2018年1月22日 更新日:

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ちょっとした旅行や留学などで、初めてアメリカにいくとき、全ての日本人が苦労することがあります。それはアメリカの小銭を上手に使えない問題です。

 

 

慣れないアメリカの地で、はじめて買い物をするのがどれだけプレッシャーか。英語はうまく聞き取れないし、後ろで人が待っている。そんな状況下で小銭を適格に出すのは至難の業です。

 

 

2ドル89セントの買い物をして、パッと小銭を渡せますか?

 

 

ぼくはめちゃくちゃ苦手でした。いつも紙幣で大目に支払ってお釣りをもらい、行き場のないコインだけが増えていく・・・。

 

 

仮に日本円で89円の支払をするとなると、例えば50円×1、30円×3、5円×1、1円×4というパターンがパッと頭に浮かびます。もちろん支払パターンはそれ以外にも無数にあり、ぼくら日本人は手持ちの小銭の中から最適解を一瞬で判断しお会計をしますよね。でも同じことがアメリカの小銭だと本当に難しい・・・。

 

 

理由は2つあり、

・日本と小銭の種類が異なる

・小銭の物理的な大きさとお金の価値が比例しない

からです。

 

 

確かにアメリカで小銭を使うのは難しい。それでもぼくは必至に考えた。行き場のない小銭をこれ以上増やさないために、全ての小銭とアメリカ旅行者に安寧をもたらすために。ということで今回は、ぼくが実践したアメリカで買い物をするときに小銭を上手に使う方法をご紹介します。小銭が余ってしまう人必見です!






■アメリカの小銭(コイン)の種類

まずはアメリカの小銭の種類から見ていきましょう。アメリカの小銭は全部で5種類あります。1セント、5セント、10セント、25セント、1ドルです。

 

 

1ドルコインはほとんど見かけないので実質4種類。25というコインがあることと、50というコインがないことが日本円と異なります。

 

 

画像1セント。別名ペニー。

 

 

画像5セント。別名ニッケル。

 

 

画像10セント。別名ダイム。

 

 

画像25セント。別名クォーター。

 

 

画像1ドルコイン。レアですが、価値は1ドル。

 

 

■アメリカの小銭(コイン)の大きさ

既に述べましたが、こいつらの厄介なところはお金の価値とコインの大きさが比例しないということです。

 

 

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左から物理的に大きい順に並べてみました。5セントと1セントの方が10セントより大きいんです。これがめちゃくちゃ分かりづらい!何でこうなったの。

 

 

慣れるまでは非常に苦労します。というかなかなか慣れません。後ろに人が並んでいるというプレッシャーに負け、結局紙幣を使って多目に支払ってしまうからです。

 

 

そして小銭だけが増えていくという散々な結果に・・・。日本で使えないアメリカの小銭を大量に持っているのは勿体ないし、悔しいですよね。嵩張るし。

 

 

■コインケースを探してみた

そんな状況を打破すべく、ぼくは小銭を分けて収納できるコインケースを使うことにしました!最初から小銭が小分けになっていれば落ち着いて支払うことができる。

 

 

ぼくの理想は1ドル以外の4種類が小分けにできるコインケースです。価格が安ければ更に良し。ということでコインケースを探してみました。

 

 

Men’s company コインホルダー 2札入れ付き


 

 

まずはこれ。イカツイ金具がついていて、ここに小銭を挿入して使うそうな。ちょうど4種類の小銭が収納できるし、見た目も渋くていい感じ。かなり好みです。

 

しかしこれは日本円の小銭サイズのようなので、見送ることに。機能とビジュアルはまさにコレ!って感じだっただけに残念。


 

 

ラウンドファスナー小銭入れ プリズム



次に見つけたのがこちら。シンプルな小銭入れですが、内側が3つの仕切りに分かれています。

 

指をしっかり入れて小銭が取り出せるように、普通の小銭いれより大きく仕切られているので非常に使いやすそうですが、残念ながら仕切りが3つ。

 

4つに仕切られているものがなかなか見つかりません。

 

 

 

PASULO(パズロ) 本革 コインケース



4つに仕切られている小銭入れがあまりに見つからなかったので、逆に仕切りがないものを探してみた。

 

これは仕切りはないですが、掌で大きく開くので、小銭を選びやすそうです。スマートな見た目もgood。

 

これでさっとお会計できたらかっこいいなぁと思いつつ、やはり最初は仕切りがないと不安だ。ということで結局こちらも断念。

 

 

 

■これが最強のコインケースだ!!

なかなかいいものが見つからず、もはや自分で作ろうかと考えていた矢先(ジーンズを自分でリメイクする程度には裁縫ができる)、ついに髭猿は衝撃の出会いを果たします。

 

 

そう、無印のピアスケースです!小銭入れと比べて圧倒的な安さ!そう圧倒的!そして仕切りが4つ。正確には6つなのですが、中の仕切りを取り外す事で小分けの数を6つ、4つ、2つ、1つと調整することができ、4つだとアメリカの小銭がベストで収まるサイズ感なのです!ということでぼくが選ぶベストコインケースはこれ。

 

 

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髭猿の私物です。今はほとんど消えていますが、仕切りに数字を書いておくことで、迷わずに小銭を使うことができます。ほら、サイズもぴったり。

 

 

これで小銭の種類を覚えていなくても、賢く小銭を使うことができます!レジで慌てることもなし。

 

 

無印のピアスケースは簡単に手に入るし、安いし軽い。マジでこれで決まり。


 

 

華やかさはないけれど、これくらい無骨な感じの方が海外生活に合うってもんだ。あんまり良いもの使っていると現地人ぽくなくてカッコ悪いという理論です。

 

 

ぼくはこの無印のピアスケースを活用して以来、レジのプレッシャーに負けずアメリカの小銭を使えるようになりました。これは本当に革命です。

 

 

難点は持ち運ぶときじゃらじゃらうるさい。←バックにしまえばOK。

ビジュアルが無骨。←旅行客感が出ないからむしろOK。旅慣れしてる玄人感があって、むしろぼくは好き。

 

 

■まとめ

ぼくはこのお手製コインケースを使って、ニューヨークやロサンゼルスで堂々と小銭を支払ってきました。

 

バッグに入れればじゃらじゃら音は鳴らなくなるし、現地の店員にも『何それめっちゃ良い!!』と誉められたこともあります。アメリカ人にとってもコインの大きさと価値が比例しないのは使いにくいからムカつくんだそうです。

 

もちろん他の方法としては、カードを使うというのも手です。アメリカはカード社会ですし、小銭の支払いやお釣りに煩わしい思いをすることもありません。よりスマートさを求めるならカードで間違いなし。ちなみに短期留学や海外旅行だと、付帯保険と空港で専用ラウンジが使える楽天プレミアムカードがおすすめです。

 

でもこれ以上カードを増やしたくない方は、是非ピアスケースを検討してみては。以上、アメリカで買い物をするときに小銭を上手に使う方法のご紹介でした!

 

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