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デジ絵初心者へ板タブと液タブとiPadの違いをまとめた

投稿日:2018年8月6日 更新日:

デジタルで絵を描いてみたいけど、デジタルツールのことが一切分からないという方のために、本当に基本中の基本のことをまとめました!

 

 

混乱してしまうような小難しい話はごっそり削ぎ落として、もう本当に簡単なことだけ!板タブと液タブの違いから分からないという方は目を通してもらえると良いと思います。それではどうぞ!


デジタルで絵を描くのに必要なもの

まずデジタルで絵を描くという行為ですが、基本的にPCなどのデジタルデバイスを使って絵を描くことを意味します。これに対し、紙や鉛筆などの画材を使用して絵を描くことはアナログと呼びます。

 

デジタルで絵を描くには、大きく分けて3つの方法があります。

・PC+板タブ

・PC+液タブ

・iPad

 

デジタルで絵を描くために必要なものは、PCを使うかiPadを使うかで異なります。

 

PCでデジタルイラストを描く場合

※デジタル未経験の方はソフトウェアのことを忘れがちですが、PCを使う場合はPCとタブレットだけでは絵は描けないので要注意です!

 

 

iPadでデジタルイラストを描く場合
  • iPad or iPad Pro
  • Apple Pencil
  • アプリ

 

デジタルで絵を描くには、まずは大きくこの2パターンがあるということをおさえましょう!

 

 

板タブって何?

 界隈でよく聞く、板タブ・液タブという単語。デバイスのことっぽいけど、イマイチ違いがわからんという方も多いはず。それぞれ説明していきます。

 

板タブ=板タブレットの略。ペンタブと呼ばれることも。

専用の板(タブレット)の上で専用のペンを動かすことで、PCなどの画面上のマウスカーソルを動かすことができる入力装置です。マウスがペン型になったとイメージすると最初は分かりやすいかもしれません。

 

板タブだけでは絵を描くことはできません。必ずPCに接続して使用します。

 

こちらの動画を観てもらえるとイメージが湧くと思います。ペンを板のようなタブレットの上で動かしています。このように入力装置は手元、実際に絵が描かれるのは画面になります。

 

 

板タブのメリットとデメリット

手元と画面が分離しているので少し慣れが必要ですが、板タブは液タブより低価格のため、導入しやすいのが大きなメリットです。また、板タブは液タブと比較して軽いので、携帯性が高いのも特徴と言えるかも。持ち歩く人少ないと思うけど。 

 

画面と分離しているからこそ、PCはテーブルの上、板タブは膝の上というスタイルで絵が描けます。狭いスペースでも絵が描けるので、カフェとかに持ち込んでスケッチする際に実は役立つことが結構あります。

 

画面と距離が取れるので塗りには適していますが、細かい線画をメインに描きたい人はかなり使いにくいと思います。

 

 

おすすめの板タブ

デジタルイラストの導入としてはWacomのIntuosシリーズがおすすめです。コスパがとても良く、ぼくも一番最初はWacomのIntuosのミディアムサイズを購入し、実は今でもペインティングの練習をするときに使用しています。

 

板タブを使うと画面と距離が取れるので、キャンバスに筆でペインティングしてるのと近い感覚で絵が描けるんですよ。ペインティングをメインにデジタルイラストを描きたい方は是非チェックしてみてください。

 

 

液タブって何?

液タブ=液晶タブレットの略。液晶ペンタブレットと呼ばれることも。

板タブと同様の入力装置ですが、大きく異なる点は手元に液晶パネルが付いているということ。この液晶パネルに絵が表示されるので、アナログと同じように直接手元の画面に描き込んで作業することができます。

 

基本的には液タブもPCに接続して使用します。液タブにはOSが搭載されているPC不要モデルもありますが、導入コストが高いので本記事ではいったん無視しますね。 

 

実際に液タブで絵を描いている動画です。このように液晶パネルに専用のペンを使って直接絵を描き込んでいくことができます。

 

 

液タブのメリットとデメリット

手元と画面が同じポジションなので、よりアナログに近い感覚で描けます。直感的に扱えるため、細かい描写も非常にやりやすいです。

  

ですが、板タブより高価格帯になります。エントリーモデルと呼べるものがあまりないのがデメリットです。液晶パネルが付いているため本体が重たく、あまり気軽に持ち運べるような代物ではありません。 

 

 

おすすめの液タブ

液タブと言えば日本メーカーのWacomが世界的なシェアを得ていますが、ここ2年くらいで中国メーカーが参入してきて、かなり廉価な液タブが登場しました。その代表格がXP-Pen。当初はその性能に懐疑的なユーザーが多かった。実際ぼくも疑っていました。だってあまりに安すぎるから。22インチの液タブでなんと5万円を切ってるんですよ(笑)。同じサイズのWacom製品なら10万はくだらないです。

 

ぼくは普段は美大のラボにあるWacomの液タブを使用しているんですが、コロナ禍で大学のラボを使うことが出来なくなってしまったので、自宅用に急遽XP-PenのArtist 22R Proを購入しましたが、性能は全く問題ありません。コスト削減のために検品をしてないから初期不良品が多いという噂ですが、初期不良は無料で即時交換してくれます。液タブの導入におすすめです!

 

 

iPadは?(iPad Pro/iPad第6世代以降)

察しが良い方はお気付きかもしれないけど、iPadは機能的にはPCが不要なタイプの液タブです。液晶が付いていてそこに直接描き込めて、かつ本体にOSが乗っていますからね。ただしiOSであることと、Apple Pencilという最強ツールが使えることから、液タブとは別枠で考える人が多いです。

 

iPadのメリットは何と言ってもその携帯性の高さApple Pencilの機能。筆圧を感知する機能が非常に優れているので、アナログと同様に繊細なタッチから豪快なものまで非常に多彩な線が引けるし、ペン先を寝かせて描くと線が太くなるという傾き感知もずば抜けている。

 

iPadデメリットは、現環境ではフルスペックのPhotoshopに未対応だということと、画面の大きさが限られていること。ただし、一部の人達からはPhotoshopより人気のCLIP STUDIO PAINTには対応しているし、iPadユーザーに大人気のProcreateというイラストアプリもあります。

 

PCを持っていない人&そこまで大きい描画サイズがいらない人にはかなり魅力的な選択肢だと思います!

 

iPadとiPad Pro、どっちが良い? 

既に様々なメディアやブログでiPad(第6世代以降)とiPad Proの比較記事が書かれていますが、当然スペックは圧倒的にiPad Proの方が高いです。でもちゃんと考えるべきはiPadを使って自分が何をしたいか。自分の目的でベストな選択は変わりますよね。

 

ちなみにぼくはiPad ProではなくiPad第6世代を購入しました。

美大生の僕がiPad ProではなくiPad第6世代を購入した理由

iPad第6世代の購入から2年半が経過した今でも、毎日バリバリ使用しています!iPadとiPad Proに関してぼくが今感じていることは、2年半経った今でもこの記事に書いてあること全く変わっていません。記事内で詳しくまとめていますが、

  • 外に持ち歩いてスケッチブック代わりとして使いたい
  • カフェなど家以外の場所でも作業したい

など、持ち歩きが前提の方はiPadの方が良いと思います。更に今だと新型iPadが出ているので第6世代や第7世代が安く手に入ります。スペック的に全く問題ないので、上記の通り持ち運び前提の方はもちろん、デジタル絵のデビューにiPadの購入を考えている方は、圧倒的に型落ちのiPadをおすすめします!!

 

 

どれがおすすめ?



『どれがおすすめかは分からん。でもどれで描いたら楽しいか聞かれれば、iPadがやっぱり楽しい』といつもぼくは答えています。だって外に出られるから!外でデジタルイラストが描けるって革命ですよ。

 

スケッチブックと一緒にあらゆる画材を丸ごと持ち運ぶ感覚で気軽に絵が描けるiPadのアクセスの良さは、正直他の追随を許さない。楽しいよ、楽しすぎるよ。もちろん本腰を入れてじっくり描くこともできます。

  

イラストアプリのProcreateにはタイムラプス動画機能が最初から付いていて、超手軽に自分の作品のメイキング映像が作れるのも楽しいし。ただぼくはPhotoshopが大好きなので、それが非対応なのは非常にネックだし、家でゆっくり描くのが好きな人は板タブや液タブのが楽しいかもしれないですね。

 

 

まとめ

元々は価格優位の板タブか描きやすさの液タブかという構図でしたが、ここにiPadApple pencilが登場したことで、より使用者の用途に合った選択ができるようになったのが昨今の環境です。

  

ぼくは最初に使用したのは板タブ→大学のラボでは液タブ→そして最近導入したiPadという使用遍歴ですが、細かい描写をしたいときは手元と画面が一体の液タブのがやはり描きやすいです。

 

それでは、快適なデジタルイラストライフを!

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